高原一能の北東北編
- 2021.02.20
- 高原一能、食べ歩き
高原一能です。今回は北東北に旅行に行ったときのことを少しずつ書きたいと思います。
まずこの旅行で一番行きたかったところは世界遺産でもある白神山地です。白神山地は秋田県と青森県にまたがっていて、日本で初めて登録された世界遺産なので、どうしても行きたかった場所なので、行くことができて本当に良かったです。約13万ヘクタールの広大なブナ林ですが、もちろん広すぎて訪れてもピンとはきません。白神山地を歩くルートはいくつかあるのですが、友達3人でいって、みんなトレッキングにも詳しくないので、初心者向けの十二湖散策コースを選びました。所要時間は約1時間なので、旅行に組み込みやすいコースです。十二湖散策コースは大小33の湖沼を巡るコースで、休憩所もしっかりと整備されていて小さい子供も連れの家族で訪れている人たちも多かったです。このコースの出発・到着地点は森の物産館です。駐車場も隣接していて、貴重品以外のものは車に置いていけるので身軽に散策ができます。歩いていくと、だいたい5分から15分おきに写真スポットの池やきれいなブナ自然林などがあるので、そういう点でも無理せずゆっくりと自然を楽しみながら散策ができます。わたしが訪れたのは10月の初めころで、落ち葉がたくさんでそれを踏みしめながら歩くのも秋を感じられてよかったです。北東方区ということもあり10月でも寒さもしっかり感じられる気候だったので、暑さを調整できる恰好がいいと思います。十二湖でいちばんの人気スポットである青池は、その名の通りきれいな青色の池で、遊歩道から見下ろすと魚が泳いでいるのもしっかりと見ることができます。写真を撮っている人も本当にたくさんで、順番に一番いい場所を譲り合う形で写真を撮ることができました。青池を抜けると、これが白神山地だなというのを一番感じられるブナ自然林が続いていきます。マイナスイオンを存分に味わいながら歩くことができます。アップダウンもほとんどないコースなので、1時間歩き続けるというより、ゆっくりの散歩コースという感じです。ブナ自然林を抜けると、落口の池があります。ここは先ほどの大池とちがって水面に映る山々がきれいな池です。野鳥もたくさんいて、山を感じられるスポットでした。最後に到着地点の森の物産館では、お土産品など地元の名産物もたくさん売られているので、うっかり散策前に買ってしまわないように気を付けないといけません。
秋田と青森にまたがる景勝地といえば、白神山地だけではありません。次の日は奥入瀬渓流へも行きました。14kmも続く渓流美はとてもきれいです。もちろん全部を歩くことはできませんが、たくさんの渓流や滝を散策しながらみることができました。散策コースはしっかりと整備されていますが、渓流からたくさんの水しぶきが飛んでくることもあり、足元はとても滑りやすかったので、ゆっくりゆっくり歩くことが大事です。ついついどこまでも進みたくなるコースですが、ある程度時間を決めてその時間がきたら折り返すことがおすすめです。奥入瀬渓流のなかでも一番の人気スポットである阿修羅の流れは、その名の通り流れの速さ流れの激しさはすさまじかったです。でもその激しさによる水しぶきもあり水面がキラキラ輝いているようにも見えてとても美しかったです。
この旅行では白神山地と奥入瀬渓流を散策したので、残念ながら八幡平のトレッキングはしませんでしたが、ちょうど紅葉シーズンだったこともあり、八幡平をドライブするには最高の季節でした。八幡平を横断する八幡平アスピーテラインをドライブしましたが、比較的緩やかな傾斜のルートで、紅葉シーズンはダケカンバなどが黄色、オレンジ、茶色に色づいてとても秋を感じることができました。
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